2002年06月10日(月) [長年日記]
■ 中華キャノン
某所で話題になっている、中華キャノンプラモデル付きのネットランナーを購入しました。で、早速作ってみました。

こんな。地面が畳なのはご愛敬(背後に見えるのは座椅子)。このプラモデル、接着剤がまったく必要ないため気楽に作ることができ、更に関節も動きまくり、股間にあるキャノンからはバネ仕掛けでミサイルも発射されるという、素晴らしいデキになっています。
それにしても、こんなものを今更オマケに付けてしまうネットランナーという雑誌、侮れないですね。内容も「捕まらないためのWinMX」みたいな記事が踊っていますし、ソフトバンクの雑誌とはとても思えません。値段もプラモデル付きで880円と安いので、中国が好きな人は買ってみてはいかがでしょうか。
■ 「民俗誌を織る旅」読了
ということで、プリデイン物語2〜5と一緒に注文した、赤坂憲雄氏の「民俗誌を織る旅」を読了しました。赤坂氏の初のエッセイ集ですが、以前書いたとおり様々な話題が取り上げられており、最後まで楽しく読めました。特に、著者の代表作である「異人論序説」が生まれた経緯について書いてあったのは、赤坂ファンとしては興味深かったですね。
それにしても赤坂氏、文章はうまいし、ちょっと天の邪鬼だったりするし、世の流れに反発して喫煙を開始したと思ったらアッサリやめたり、みんながみんな止めるのを聞かずに「僻地」東北の大学にやってきて奮闘してたり、えらく小野田の好みにあった人物ですね。こんな先生が身近にいたら小野田ももっと勉学に励んでいたと思います(学生時代は、本当に機械的に、コンピュータのように勉強していただけだったので)。
とりあえず、機会があったら実際に会ってみたい人物の一人であります(会ってどうすんだ、という気がしますけどね)。
■ ロシアで暴動
が、あったようですね。昨日日本に負けたせいで。なんか、ショックで自殺したという人もいるという噂ですが、本当でしょうか。
一つのことにそれだけ熱中できるというのは幸せなことですが……暴れたり死んだりするのは、やめた方がいいと思います。
それにしてもリンク先の「力を合わせて車をひっくり返すモスクワの若者たち」ってのは、どうなんでしょうか。「車の下敷きの子供を助けた」とかいうニュースなら正しいんですが、イマイチ的からずれているのが泣けますね。
■ そういや
明日の朝7時くらいから8時過ぎまで日食ですね。日食グラスで観望に挑戦です。また、テレホンカードの穴から太陽の光を通して白い紙に光を映すと、穴の数だけ欠けた太陽が見られるらしいので、その方法でも見てみようかと思います。
が、晴れなきゃ意味無いんですけどね……。晴れればいいなあ。