2002年06月02日(日) [長年日記]
■ 本が来ました
つーことで、先日、札幌の紀伊国屋にしか在庫がなかった本をインターネットショッピングで買ったんですが、そいつが届きました。
プリデイン物語2「タランと黒い魔法の釜」、3「タランとリールの城」、4「旅人タラン」、5「タラン・新しき王者」、そして赤坂憲雄・著「民俗誌を織る旅」(エッセイ集)です。プリデイン物語はこれですべて揃ったことになりますね。以前、プリデインという架空の世界だけを借りてゲームを作ろうと思ったことがあるんですが、ようやくこれでプリデイン物語がどういうモノなのかを知ることが出来ます。全巻読破してから、また感想を書きましょう。
赤坂氏の本は、あちこちに発表したエッセイをまとめた本で、内容は、「東北学」創刊の序文から、トトロについてや、イタコについてなどのちょっと民俗学的な話、ゲームの話などもあり、相当雑多な感じです。そのエッセイの中のひとつに、一時期ゲームにハマっていて、ドラクエ1〜3を一気にクリアした、と書いてあったのは、ちょっと意外でした。その文中の「先に進めなくなって攻略本などを買った頃から、昔ほど楽しめなくなり、やめてしまった」という部分は、ゲーム作りに関わる者としては気になる言葉でしたね。確かに、攻略本を買わなければ楽しみきれないゲームというのは、はたして良いのだろうか?と思います。我々(あるいは小野田)は、ゲームというモノが、いつのまにかゲームではない何か別の娯楽に変わってしまったのに気づいていないのかも知れません。
それにしても、読む本がまたもやたまってしまいました。ボチボチ消化することにしましょう。
■ 良い陽気
でした。梅雨前のこういった日を大事にしたいものですが、結局ずっと家にいました。駄目だ。
■ 巨人
弱い……。
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