2008年02月27日(水) [長年日記]
■ エール
本日諸事情により例によって日が変わってからの帰宅だったので、通常ならお休みなのですが、今日は、前の会社の……後輩?同僚?仲良し?というかまあ、そんな彼(以下Oくん)から、今月で会社を辞めて新天地で頑張ります、というような話を聞いたので、せっかくなので励ましの言葉なんかを書いときます。激しく私信的ですが、まあ、PV的に問題ない気がするんで気にしない方向でお願いします。
ただまあ、そんなに何か素敵な言葉だとかタメになるアドバイスなんてのは出てこないんで、自分の転職時の失敗の話なんかを軽く書いときます。
まず、小野田は基本的に臆病なタチなので、転職の時は挑戦より安定を選んでしまってました。これによって、結局自分の目標からドシドシ離れていき、やりたい事が出来ない状態に陥りました。また、根本的な話として、職種としてプログラマを選んでしまった事自体が、「ゲームを作りたい」という目標から大きく外れているため、その目標に近付くのにえらい苦労しまくり、苦労してるうちになんか諦めてしまった、という事もありました。更に、プログラムで食えないようなら、どっかで別の道に挑戦してたと思うのですが、何故か(いまだに自分ではたいして出来ると思っていない)プログラムで食えてしまっていたので、一念発起するに至らず、なんかグダグダと年を重ねてしまうという悪い状況でもありました。
そんな状況がしばらく続いてるうちに、なんだか周囲の環境が変わっていき、結局、自分の力をフルに発揮するというか、自分の力以上の力を出さないとこりゃヤバいな、という状況に追い込まれ、そこで初めて、自分が今までぬるま湯的状況にいた事と、そのぬるま湯の(人間が駄目になっていく)恐さに気付いたわけです。今も「ゲームを作りたい」という目標からはズレたところにはいるのですが、それでも以前の状況よりはだいぶマシなので、遠からずなんらかの結果を出せる気がしています。
小野田はそんなカンジで、どちらかというと自分の力ではなく周囲の状況変化によってやむをえず目を覚まさざるをえない結果になったのですが、Oくんは、既に自分の力を見極め、その力を試し、更なる高みを目指していける男であると思っているので、特に何も心配してません。ただ、彼は一本気で真面目な男なので、あんまり気負わずに、バランスの良い思考を心掛け、のびのびと頑張ってほしいな、と思います。
という事で、タメになるのかならないのかよくわからない話になってしまいましたが(多分ならない)、こんなところで門出のエールになってたら幸いです。がんばれ〜!
しかと、そのお言葉受け取りました。本当にお世話になりました。<br>有難う御座いました!