2002年05月30日(木) [長年日記]
■ 本購入
本を買いました。
- プリデイン物語I「タランと角の王」ロイド・アリグザンダー
評論社の児童図書館というシリーズの中の一冊で、アメリカ人がケルトの神話を元にして作り上げたファンタジー小説です。基本的には子供向けらしく、「剣」などの漢字にルビが振ってあったりするんですが、内容はしっかりしています。武勲にあこがれる少年タランを主人公とし、予言をする白い豚ヘン・ウェン、タランを途中まで導く剣士ギディオン、魔法修行中のおしゃべりな女の子エイロヌイなど、魅力的な人物・動物・妖精達によって繰り広げられる物語は、まさにファンタジー。文字が大きく、展開も早いので、一気に読了してしまいました。
プリデイン物語の最初の話であるこの「タランと角の王」では、豚飼育補佐の少年タランが、逃げ出した白い豚を探すうちに、角の王と呼ばれる邪悪な王の事を伝えに行く旅をすることになる、というスジで、様々な危機に巻き込まれつつ物語は進むわけですが、あっという間に結末までたどり着いてしまい、やや物足りなさが残ります。とはいえ面白いのは確か。タランのこのあとの様子は、プリデイン物語2〜5で語られているようなので、それらも是非読んでみたいと思います。
- 「半神」萩尾望都
そろそろ購入候補も減ってきた萩尾望都の短編集です。表題作「半神」は、二重体児(一卵性で、体の一部がくっついて生まれてきた双子)の姉妹の物語ですが、これは泣けます。オススメ。
本は良いですねー。ひさびさに頭が読書モードになったようなので、バリバリ読みますよー。
■ 別冊東北学Vol.2読了
数ヶ月掛けて、ようやく読み終わりました。読み始めたのが昔すぎて前半の内容を忘れてますが、後半は面白かったです。小田原遊郭物語とか。引き続きVol.3に突入です。
■ なんか
急にサターンの名作……いや、迷作「バーチャルハイドライド」をやりたくなりましたが、ソフトが見つかりません。どこいったんだろう。あのガニ股実写戦士の勇姿をもう一度見たい……。
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