■ 昨日書いたリメイク版ブラックジャック

買ってみました。失敗でした。これはゴミですゴミ。念のためもう一回書いておくとゴミです。この作家にも作家のファンの方にも申し訳ないですけど、これはブラックジャックファンであればあるほど買ってはいけない、確実に地雷モノの駄目漫画です。裏表紙の邪悪な笑みを浮かべたB.J.を見てイヤな予感がしたのですが、その予感は的中しました。とにかく、B.J.はこんな邪悪な笑い方しねぇー！とか、絵が下手だー！とか、ストーリーを劣化コピーしてるだけだー！とか、手塚治虫の魅力も、多分この作家の魅力も(エロい部分以外)出てねー！とか、とにかくメロメロ。これを読むと、手塚治虫の画面づくり(コマ運びやコマの中の絵の配置など)が、いかに上手かったのか、というのがわかります。

ひとまず、ゴミ度の高さが一番よくわかるのが「ふたりの黒い医者」なので、ちょっとラストを例にとって紹介します。原作のオチは、B.J.が階段の途中で例の名セリフ「それでもわたしは人を治すんだ！自分が生きるために！」を叫ぶわけですが、このゴミ漫画では意味もなく場面が階段じゃなく巨大歩道橋の上になっていて(階段の高低差が重要なのがわからないのか！)、オマケにセリフが「それでも私は人を治す！…それが私の仕事なんだ！」とかいう駄目なモノに改変され(他のセリフは忠実だったりするのに、なんでこれを変えちゃうんだ！)、さらにここのB.J.の表情が「苦し紛れの邪悪な笑顔」になっていて痿え度1000%(叫べよ！)。とにかく、全てが赤点の駄目駄目状態なわけです。

まあとりあえず色々書きましたが、ブラックジャックが好きな人は買う必要はありません。というか買っちゃ駄目です。「第一巻」という事になってるようなので、二巻以降も出るようですが、小野田は買いませんよ、絶対。つーかこんな同人誌レベルのゴミをブラックジャックとして出しちゃあ、手塚先生泣いてますよ。チャンピオン編集部は猛省してください(しないでしょうけど)。

にしても、ここまで一気に書いてから冷静に読み直してみましたが、この記事、作家のファンは怒るかなあ。でもこれ、作家の力量のなさもありますが、半分は編集部の責任だと思うんで、小野田としては作家自身を批判する気は特に無いのですよ(作品は猛烈に批判しますが。手塚ファンなら批判しないとウソです)。まあ、なんだ、ファンの方、荒らさないでネ:-D

■ iAUDIO X5

小野田はポータブルオーディオプレイヤーとしてiAUDIO M3というのを使ってるのですが、そのiAUDIOの新しいのが先日出ました。iAUDIO X5。リンク先を見てもらうとわかりますが、とにかくなんでもアリのイイ感じのプレイヤーに仕上がっているようです。M3は本体に液晶がなく、なんでもリモコンで操作するというインターフェイスだったのですが、X5には本体液晶がついて、さらに動画も再生できるという贅沢ぶり。M3を買ってまだたいしてたってないので買い換えはしませんが、まあ、壊れたらコレに買い換えましょうかねえ。とりあえず、韓国製品が嫌いじゃなくて、iPodじゃないモノが欲しい人にはオススメです。多分。