2003年10月02日(木) [長年日記]
■ タイムスリップグリコ第四弾
が、いつの間にか出ていたので、2つほど買ってみました。「マツダ コスモスポーツ」と「だるまストーブ」。車とウルトラ系はいらないですが、かき氷や七輪は揃えておきたいですねえ……。という事で、あるうちは買い続けてみます。
■ 日本再考
読了しました。↓コレです。
4915587207赤坂憲雄氏と、五木寛之氏、井上ひさし氏、高橋克彦氏、高橋富雄氏、谷川健一氏、中沢新一氏、山折哲雄氏との対話集ですが、キリスト教をはじめとした一神教への痛烈な批判や、唯一東北が中心となって政治が行われた場としての平泉(奥州藤原三代)の再考、ひょっこりひょうたん島の秘話など、興味深い対話が多数おさめられてました。特に、現代の三大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)は既に耐用年数が過ぎており、役にたたんので、新しい信仰が必要だ、という山折哲雄氏の言葉は面白いですね。その新しい信仰というのは、万物に命・魂が宿っている、と考える信仰であるべきで、それは東北の地に今も残る信仰に近いものではないか、と。キリスト教が、常に人間を中心にして考えてしまうのとは対照的な信仰ですね(五木寛之氏はこれに関連する事として「キリスト教文化圏では神の下に人間がいて、その下に動物、植物がいて、という序列があり、人間より下位の動物などは、人間の生活を豊かにするために使われる「モノ」であるという考えがあるが、それは違う、「人間の生活が危うくなるから無駄な森林の伐裁をやめよう」というような人間本意の考えではなく、あらゆるものが命という点において平等である、という原点に返らねばならない」のような事を言ってます)。まー、一神教が寿命だというのは、9/11やイラク戦争によって明らかですから、誰かどうにかせにゃいかんと思いますよ、ホント。
まぁそんなわけで、ハードカバーで重いので、電車の中で読むのにはちょっと苦労しましたが、なかなか面白い本でした。
■ [BLACK DIAMOND] 正式版1.00に向けて
β6を公開してからだいぶたちますが、なんか思っていたほど不具合も出ていないんで、どのタイミングで正式版にしようか考えちゃいますね。ひとまず、サンプルとしてデスゼニーの序盤のソースを入れようか、とは思ってるんですけど。まあ、あと一ヶ月くらい特に問題が起きないようなら、正式版にしちゃいましょうか。なので、不具合など発見したら、今のうちに報告してくださいね。