2003年06月02日(月) [長年日記]
■ NHK朝ドラ「こころ」
いよいよダメになってきてますね。なんか、こころの死んだ旦那の元妻が現れて(それ自体はいいんです。ただ、遭難とか葬式とかの時に出てこいよ、という気はしますが)、子供をひきとるひきとらない、とかいう話になってるんですが、ナレーションがふるってます。「最強のライバル登場!」とか「こころは本当の母に勝つことが出来るのでしょうか」とか(細部は違いますが、だいたいそんなところ)、なんか、もう、イカレまくり。勝ち負けという次元でしかこういったイベントを処理出来ないというのが、とにかく悲しいやら呆れるやら……。
ひとまず、しばらくこのドラマを見て気付いたのは「敵出して倒して、また敵出して倒して……」という、単純なループで物語が構成されてるって事ですね。ゲーム世代(?)にはこれでいいのかもしれませんが、こんなんじゃ「心意気」なんざ描けるはずがありません。勝ち負けや御都合主義的な障害以外にも物語をふくらませる方法があると思うんですが。
あと、例によって、主人公の性格設定がズタボロです。役者が可哀想どころじゃありません。今回の『中ボス:子供の実母』の「言われりゃもっともな説得攻撃」に対抗して装備した武器が「かんしゃく」とか「自分本意なオレ理論」ですからね。ここで装備するのは『心意気』だろ、と。
ま、これ以上言ってもキリがないので、このドラマのネタはこれで打ち止めです。ドラマ終了時にでもまたなんか書きますか。
■ そもそも
なんかネタが切れてるので↑みたいな事を書いてるわけですけどね。とりあえず月曜はなんかダルいですなー。
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