2004年03月25日(木) [長年日記]
■ X68000 Emulator in Java
というのが公開されてました。小野田も早速拾って試そう……と思ったのですが、あくまで公開されてるソースは「参考」という事で、気楽に動かせるような状態ではないようです。が、まあ、ソースがあればなんとかなるべ、という事で、中身を覗いてみたら、IPLだとかキーボードの画像(Keyboard.png)だとかを外部ファイルで持っているためそれが必要なのと、ディスクイメージ(xdfファイルをgz圧縮したもの)をソース内で直指定してあるのを発見し、そのへんを整えてみたら、アッサリ「キック王II」が動きました。勝手に動かしちゃったモノなので公開はしませんが、なんというか、javaで68をエミュレートするとは、凄いコトをやる人が世の中にはいるもんです。
ちなみにリンク先に書いてあるように音は鳴りません。が、Pentium 4 2.5GHzだと、ほぼ実機並の速度が出ています。素敵(でも、Macの500MHz Dualだかだと、死ぬほど遅いらしい)。ひとまず興味のある方はリンク先でどんなもんか見てみてはいかがでしょうか。
■ LinuxでUPS(APC ES 500)制御
OpenPVSのためにUPSを買ったはいいものの、バッテリが低下したら自動的につながってるPCをシャットダウンしてくれるようなソフトはWindowsのものしかついてこなかったので、その能力をフルに生かすのは難しい状態でした。まあ、UPSにつなげておけば、とりあえず短時間の停電であれば回避できるのでいいんですが、小野田家の電源事情はかなり良くないので、バッテリが無くなりかけた時にキッチリシャットダウンしてくれない事には安心できません。そこで、なんとかOpenPVS(Linux)でUPSを制御出来ないもんかと思い調べてみたら、どうもApcupsdというのが対応してそうだという事がわかりました。
そこで早速リンク先からソースを拾ってきて「./configure --enable-usb --enable-cgi」とかやったあとにmake、su、make installして、設定ファイル(/etc/apcupsd/apcupsd.conf)の「UPSCABLE」と「UPSTYPE」を「usb」にし、「/etc/rc.d/init.d/apcupsd start」で起動させてみたところ、問題なくUPSを認識しました。「apcaccess」で、きっちりと現在の供給ボルト数(例によって90ボルト台前半)も見られますし、バッテリの残りパーセントなども拾ってるようなので、多分バッテリが低下したら、シャットダウンしてくれる事でしょう(面倒なので試してない)。
ま、そんなわけで、一応これでUPSまわりはクリアされました。あとは小野田家の電圧が全体的に低いのがなんとかなれば、問題なしですね。どうやら来週月曜に電圧チェックの機器をとりつけて、その調査結果によりどの程度電圧を上げるのかが決まるようなので(推測ですが)、来週末頃には快適な電源ライフを送れる事でしょう。ひとまず、電源を気にせずOpenPVSを使い倒せるようになればいいですね……。