■ 新約・聖剣伝説クリア

なんとかクリアしました。辛かった……。とりあえず、シナリオ、システムに関して感想でも書きましょうか。

まずシナリオは、徹底的に説明不足です。トンデモなく強引な物語を、プレイヤーが入りこむ隙もないうちに展開させるわりには、あらゆる出来事をセリフで説明しようとしており、さらにそのセリフでの説明すら舌足らずなので、結局ワケがわかりません。多分ワケがわかっても、安っぽいファンタジーである事に変わりはないと思うのですが、なんにせよシナリオにおいて誉めるべき点は、ただの一つもないように思われます。ひとまず、物語そのものが浅薄で、使いふるされた友情・愛情物語の幻影というか、その残滓というか、失敗したオマージュというか、そういったフォーマットに、魅力のないキャラ群がのっかって演技をしている様は、なんというか滑稽ですらあります。とにかく、こんな有様を作り出してしまったシナリオライターには、猛省を促したいと思います。

続いてシステムですが、なにやらウリになってるっぽい「リングコマンド」とやらは、ただの階層アイコンメニューがリング状に表示されるだけのものであり、どうにも最後まで使い慣れず、何がいいのかよくわかりませんでした。また、武器の強化に野菜(二種類のタネを組み合わせて作る)を使うという、ワケのわからんシステムもイマイチ納得できず、結局たいして使わずにクリアしました。アクションっぽい戦闘に関しては、まあそこそこ及第ではありますが、魔法を選択するインターフェイスの繁雑さや、結局ボタン連打で斬るだけというシステムは、まだまだ改善の余地はあるでしょう。あと、敵に「聴覚」や「嗅覚」などの能力があり、それによってプレイヤーの存在を感知する、という要素が用意されてるのですが(聴覚が敏感な敵の場合、音を出さなければ攻撃されない、など)、結局敵を発見したらこっちから攻撃するわけですし(攻撃した時点で当然敵にも発見される)、わざわざ避けて行くというシチュエーションそのものが無いので、無意味に感じました。

以上、不満ばかりですが、まあ、そういうゲームでした。今後、スクウェア系のゲームは注意して買わないとな、と、学習させてもらいましたね。とにかく徹底的に小野田の肌にはあわないゲームであった、と、いうところでこのゲームに関しての話題は封印したいと思います。ただ、多分こういうゲームが好きな人もいると思いますんで、興味があれば、こんな意見に惑わされずに買ってプレイしてみてください。ええ。

■ 高周波

数日前から家のパソコン付近から何やら怪しい高周波が聞こえるので、モニターか、あるいは電源つけっぱなしのサーバーのHDDでもイカレ気味なのかと思い、あちこち探してみたんですが、その付近には音源を発見できず、しょうがないのでしばらく放置しておきました。が、やっぱり気になるのでマシンを落として調べてみたところ、まだ音がし続けてます。どうもコンセント付近が怪しいので、アダプタを一つ一つ外してみたら、AirH" PHONEの卓上充電器のACアダプタが高周波源である事をつきとめました。電源が入っていると「キーン」という高い音が出続け、外すと「キュ〜ン……ヒョイーン」とかいって音が消えます。何か故障の前触れか？とも思うんですが、ちゃんと充電はできてるので、結局なんだかわかりません。これが仕様なのか、それとも壊れてるのか？AirH" PHONEユーザーの皆さんの意見をお待ちしています(いないかなぁ……)。

■ 散髪しました

これで年末までバッチリ。でも昨日あたりからの急激な気温の低下とあわせて頭も寒くなったんで、相乗効果で風邪ひきそうです。気をつけましょう。