2003年02月07日(金) [長年日記]
■ 漫画購入記録
「恐怖症博士(ドクター・フォービア)」・高橋葉介、「HAIKARA事件帖」5・原作/黒沢哲哉 漫画/里見 桂、の、二冊を買いました。
「恐怖症……」は、「KUROKO〜黒衣〜」のあとにチャンピオンで始まった高橋葉介の連載の単行本なんですが、一冊で完結です。一言で表すなら『スチャラカホラー』でしょうか。この作家が時々描くジャンルですけど、これはちょっとチャンピオンでやってたら浮くだろうなあ……という気はします。「KUROKO」の前の「学校怪談」が全15巻、「KUROKO」が全4巻、そしてこれが全1巻、と、だんだん減っていってるのが寂しい限りですねぇ。ただ、この漫画、10Pしかないんで、もうちょっとページ増やして、キャラ立ててやればもっと続いたような気がしますが。でもまあ、やはり週刊連載でなく、月刊くらいでじっくり読ませる漫画の方がこの作家には向いているような気がするので、そっちの方面で頑張ってもらいましょう。っても、評判の悪い、学校怪談の後半のノリも嫌いじゃないんですけどね、小野田は。ともあれ、これくらいのベテラン作家にありがちな、半隠居のような状態にならず、描き続けて欲しいものです。
で、「HAIKARA事件帖」は、言わずとしれた「大正浪漫骨牌遊戯〜HAIKARA事件譚〜」の名前の元になった漫画で、明治時代を舞台に、発明家・一条寺開が様々な発明により犯罪を解決する、といった内容です。いつもは小野田赤に借りてたんですが、今回は最終巻ということで、思わず自分で買いました。なんつーか、いいですね。だんだん発明するモノが大がかりになっていくので嘘くさい気もするんですが、里見漫画はそんな理屈は関係なく楽しめます。オススメ。
にしても最近は漫画しか買ってませんね。今年に入ってから文字ばっかの本を読んでないので、そろそろなんかテキトーに小説でもみつくろって買うとしますかねー。
この筐体、友人が持っていますが、メンテナンス性がものすごく悪いです・・・・・。
ああ、やはりイロモノ筐体か……。となると、どれがいいんでしょうね。ケースは多すぎて選択に困ります。そういや、ケース本体のファンって必要なんでしょうかね?