小野田洋仁郎見た

2002|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|12|
2011|01|
2012|12|
2013|01|
2021|01|02|04|10|
2023|04|

2003年07月11日(金) [長年日記]

窓の杜にHAIKARAが紹介されたようなので

ものすげぇヒット数ですねえ……。一日で1623ヒットってアナタ……。正直HAIKARAはバグも多く、例えばWindows2000だとかなり不安定だったりするため、そっとしておいて欲しい気もあるのですが、まぁ、どうせフリーソフトなのでそのへんは割り切ってプレイしていただくのであれば問題ないか、とも思うんで、ひとまずこのまま成り行きを見守りましょう(ちなみに、以前に宣言しましたが、HAIKARAの開発は既に終了しています。派手なバグの修正以外は行ないませんので、細かいバグの報告や改良案などを寄せられても困るので御遠慮くださいね)。

つーか、あんなメジャーどころで紹介されるとは夢にも思ってなかったので、正直恥ずかしいんですケド。あんな絵だし。どうせならデスゼニーを紹介してほしいもんですが、さすがにヤバいんですかね、あれは。

ま、ともあれ、楽しんでください。ついでに、BLACK DIAMONDもヨロシク。

突き落とし殺害事件について最後に

これについてはもう何も書かないつもりだったんですが、こういった意見をいただいたので、最後にこの意見に対する返信という形で、こちら側の意見を書いておきたいと思います。

まず、4歳の子供を殺した罪の償いに4年以上必要か?という意見ですが、これは明らかに破綻しているように思えます。例えば、12歳の少年であれば、4歳の子供を3人殺すまでは死刑にしなくてもいい(4*3=12として、12歳に12年ぶんの罪を与えるとゼロなので、すなわち死刑になる)、というような数学的な話だと思うのですが、それなら100歳の老人が1歳の赤ん坊を100人殺すまでは罪にならないのか?という話になりますし、逆に100歳の老人を殺したらそのぶん罪が重くなる、などというのでは、誰であっても納得出来ないでしょう。

あえて数字を持ち出すのであれば、例えば日本人男性の平均寿命が78歳くらいなので、4歳の子供であれば「あと74年生きるはずだった」という事になり、その74年を罪の重さとして、74年間の罰を受ける、という方が、まだ納得がいくのではないでしょうか?ただしこの理屈も、78歳以上の男性を殺した場合は罪に問われなくなってしまうので、元より破綻している事は言うまでもないでしょう。

そもそも「命の重さというのは年齢によって決まるものである」というのが、とおりすがりさんの大前提になっているわけですが、1歳の赤ん坊は100歳の老人の1/100の価値しかない、というのはどこか歪みが発生しているように思えます。「1歳だろうが100歳だろうが、人の命は等価である」というのをひとまず前提にしない事には話がややっこしくなるので、ここはとりあえずそういう設定にしておいた方が便利という程度の意味で、そう考えておくのが今を生きる人としての正しいありかたになるでしょう。

続いて、社会の責任についてですが、基本的には「この事件は社会が招いた悲劇である」という意見に関しては同意です。ただし、細かい部分に関しての意見を述べるために、人間が守るべき「法」に相当する、3つの項を提示したいと思います。

まず一つ目は、私の「とりあえず12歳殺していいや」だとか、とおりすがりさんの「4年間罪をつぐなえばいいんじゃ?」などの意見を含めた、複数の人々の意見から構成される、いわゆる『世論』。これは日本中の人々の意見を全部足して、人数ぶんで割った平均値として、仮に「A」とします。おおむねこの「A」の意見を「法」としてコトを決めれば、平均値であるので納得する人が多くなりますが、あくまで多数決から導き出される答えなので、常に正しいとは限りません。

次に、現在の日本の法律により構成される『法』。これは法律が定めている決まり事であり、仮に「B」とします。この「B」によれば、今回の12歳の少年は、少年院にも行かず、たいした罪にも問われず生き続ける事になります。

最後に、人間がこれさえ守っていれば、常に光の方向に歩む事ができ、暴力という原始の力にとらわれず、理性により人間性を勝ち取る事のできる、絶対的な『神の法』(この「神」とは、宗教的な神という意味ではなく、あくまで絶対的であるという事を示す記号なので、誤解しないようにしてください)。これを「C」とします。

で、AとBが近い場合はとりあえず問題なく、「法律って便利だね」という事になりますが、今回の事件のようにAとBが大きく離れてしまうと、某大臣が「両親は市中引き回しの上打ち首!」などと発言するような、ちょっとズレた、納得のいかな状態に陥ります。秩序回復が本来の法の目的であるとしたら、これはちょっといただけません。で、ここでどうすればいいのかというと、とりあえず「C」の神の法というものがとにかく存在するものと仮定して、常にAとBをCに引き寄せる努力をしていけばいい、という事になるのではないでしょうか?(※BはAの反映でありつつも、Cへの指向も失ってはいけない)

とおりすがりさんの意見によれば、この「B」に不備があったのだから、その「B」に関わっている我々は皆責任とって死ねばいい、との事だと思いますが、そうではなく、「B」を「C」にすべく努力するのが、本来のカタチだと思うのです。常に「B」は「A」ではありえず、さらにどちらも「C」ではありえないわけですが、それぞれの項の違いを認識し、それぞれがどうなっていくべきか人々が本気で考える事から、まず、全ては始まるのではないでしょうか(本来はその理想像である「C」を大人が提示してきたのですが、今の時代は……という話をするとまた長くなるので、やめておきます)。

以上、長くなりました。私の意見や、とおりすがりさんの意見が、A、B、Cどこに属し、どの程度正しいのか、どの程度間違っているのか、に関しては、それこそ神のみぞ知る事であるため、ここではあえて問いません(性急に統一する必要は、まったく無いはずです)。ここでは、A、B、Cという3つの項目を見る視点を提示するのみに止め、今後は「A」や「B」がどのような方向に進んでいくのか、その成行きを見守る事にしましょう。

なんか

いよいよよくわからないことを語っているような……。自分はまだ、「C」という理想像を提示できるほどの人間ではないので、出来れば議論は「C」を語れる人のところで行うのが良いと思います、ええ(笑)

Xangband for SL-C7x0

浮動小数点例外ですが、どうもオリジナル版からのバグのようです。掲示板にて作者様からそのような報告がされているのを見落としてました……。とりあえず原因は、ランダム値取得の時に、「0〜負値までのランダム値をくれ」と、呼び出すとコケる、という事でしたので(gbdでリモートデバッグした結果判明)、そこでひとまず if ((s32b)m <= 1) return (0); のように一時的に符号アリにキャストして回避しました(元々はu32bになっていた)。

あとは文字バケ問題が残るのみですが、とりあえず色々見てみます。


2002|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|12|
2011|01|
2012|12|
2013|01|
2021|01|02|04|10|
2023|04|