2007年03月24日(土) [長年日記]
■ 冥王星は「準惑星」
去年の8月に惑星じゃなくなった冥王星ですが、新分類名「Dwarf Planet」の日本語名が「準惑星」になりそうな感じだそうです(4月に決定?)。今までの暫定的な訳語は「矮惑星」だったっぽいですけど、まあそれよりは準惑星の方がいいかなあ、という感じでしょうか。まあ、名前が変わろうとなんだろうと星自体は普通にあるので、いいんじゃないですかね。何がいいんだかよくわかりませんけど。
■ マーク・フリント氏インタビュー
先日「蘇るPC-9801伝説 永久保存版 第2弾」に、マーク・フリント氏の作品が入ってるなあ、というネタを書きましたが、なんか去年、そのフリント氏がWebでインタビューされてました。にしてもインタビュー中に「家庭用ゲーム機に関わるきっかけになったのはソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーションと出会ったことです」とかありますけど、コレ違うでしょう。そもそもスーファミの「ジェリーボーイ」を作ってるのに、なんでプレステとの出会いが最初なんだ、と。だからコレは、かつてPSXと呼ばれた、ソニーと任天堂が共同で作ろうとしてた、スーファミにCD-ROMを搭載したマシンの事ですよね、恐らく。小野田はそのマシン用のRPGの開発をしてましたし、マーク・フリント氏はそのハードで、フルCGのシューティングゲームを作っていました。で、諸々の事情でそのハードは出なくなり、フリント氏のゲームはお蔵入り、小野田が作ってたRPGも普通のスーファミのタイトルとして発売された、というわけです。このへんは多分秘密なんでしょうけど、もう時効ですよね……?
それにしても、どうやってフリント氏を見つけだしたんですかねえ。基本的に小野田が最初に会った時点(1990年くらい)で第一線は退いて管理職っぽくなっていましたし、その後はハード(「考えるハードディスク」とかいう、文中の「感性を記憶させるのに向いたデータベース」の前身と思われるモノ)の設計なんかをしていた覚えしかないので、かなーりゲームとは遠い世界にいるもんだと思ってたんですけど。まあ、なんというか、探せば見つかるもんですね。
ちなみに「蘇るPC-9801伝説 永久保存版 第2弾」は今日本屋で見ましたが、やっぱり買いませんでした。「X1伝説」読みたいなあ……。