2006年04月20日(木) [長年日記]
■ シャープが「パソコンテレビ」発売
という文章から、ワインレッドのアイツを想像した人は年寄りです。なんかシャープが、パソコンにテレビを内蔵した「テレビパソコン」ではなく、テレビはそのままテレビ(AQUOS)で、それと連携してパソコンを使うという「パソコンテレビ」という新カテゴリーを提案している、との事ですが、このパソコンテレビという呼称、当のシャープが20年以上前に8bitパソコンX1の呼称として使ってたりします(こちらのサイトの画像へ無断リンクさせていただきました)。小野田はまさにこのパソコンテレビX1直撃世代で、小学生の時に始めて手に入れたマシンが、パソコンテレビX1CK(VRAMと漢字ROMのついたX1)でした。なので、まあ、このパソコンテレビって名前には相当魅力を感じますねえ……。でも、最近32インチのビクターの液晶テレビを買ったばかりなので、残念ながら買えません。誰か小野田のかわりに、このパソコンテレビを買ってやってください。
ちなみにパソコンテレビX1は、なんでパソコンテレビという名前だったかというと、実際モニターでTVを見る事が出来て、さらに「スーパーインポーズ」といって、テレビ画面の上にパソコンの画像を重ねあわせて表示させる事が出来たりしたから、そんな名前で売り出していたのでした。テレビを見られるのは便利でしたが、別にパソコンの画像が重なったところで意味ないよなあ……というのが、今も昔も変わらない素直な感想です:-D
例えばX1のフォルムを再現した真・パソコンテレビが発売されても、マニアの間ではそれなりに売れるんじゃないかと考えてしまう同世代です(笑)。<br>スーパーインポーズ……我がPC-6000シリーズの末っ子、Mr.PCことPC-6601SRにもそんな機能がありました。懐かしい……ですが、実際には使いませんよね、そんな機能は。
確かにマニアタイプのフォルムならアリですねえ。それ以降だと厳しそうですけど(笑)せめてワインレッドのパソコンテレビ出してくれませんかねえ……。<br>で、スーパーインポーズにしろ、カラーイメージボードにしろ、何か早すぎるというか突き抜けちゃってるというか、無駄テクノロジーの満開っぷりが感じられて、あの頃はいい時代だったなあ、と思いますね。