2004年10月30日(土) [長年日記]
■ てんとう虫コミックスライブラリー「名たんていカゲマン」1〜3届きました
三冊まとめてドカッと届きました。一冊700ページくらいの国語辞書的外見なサイズなので、かなりのボリュームです。半日かけて読みましたが、いや、なんというか、一巻の半分くらいまで読んだ時点で既に腹いっぱいでしたね(笑)ガハハハハ、って感じで。小野田の持ってるてんとう虫コミックス7巻と比較してみると、「スーパーマン」が「マントマン」になってる以外は特に変更は無いようです。カゲマンの特徴でもある時事ネタもモチロンそのまんま(現在7巻貸し出し中なので正確なところはわかりませんが)。
今回復刊にあたり、オマケとしてついた要素である「カゲマン新作」「山根あおおに先生インタビュー」「カゲマン探偵手帳」あたりが気になるところだと思われますが、まずカゲマン新作は、怪人19面相がカゲマンの超薄型テレビを盗む話で、相変わらず、数年後に読むとどう感じるんだ、というネタもちりばめられており、素敵です。絵は、多少タッチがフニャフニャな感じはしますが、許容範囲内。インタビューは作者が一番好きなキャラだとか、メガネを取った素顔の話だとかの他に、小野田的には無かったことになっているテレビアニメ版カゲマンについても語っていました。最後に探偵手帳ですが、本を切り貼りしないと完成しないので、本を傷つけたくない場合はコピーするかスキャンして作るしかないところが惜しいです。内容は探偵手帳という名のクイズブックで、復刻なのか、今回のために新しく作られたのかは不明です。そのうち手帳スタイルに組み立てたいもんですね。
という事で、多少探りながら描いている1巻、勢いがついてきて面白い2巻、マンネリ化の進む3巻、という感じですが、当時のファンは全巻買いましょう。一冊1600円の価値は……ある……のかな……まあ、そのへんは自分で判断してください :-D
同じく届きました、名たんていカゲマン。私の場合、コミックス等を持っていないので、小学館の学年誌で読んで以来です。ですので、ほとんど覚えていないんですよね――と言うか、一巻は完全に初読でした。アニメ化もしてたんですね……。ボリュームは相当なものなので、ゆっくり読むといたします。
確かに物凄いボリュームですよね……。山根先生自身が描いていたという「新カゲマン」の情報など、コラムも面白いです。現在、立て続けに二度目を読んでいます。なんだか、頭が昭和に戻っていくようです(笑)