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はじめに

ゲーム画面の説明

ゲームの準備

遊び方

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はじめに

 「大正浪漫骨牌遊戯」は2〜6人のプレイヤーが参加し、洋館の主人である紫条院宗徳(しじょういんむねのり)の殺人事件を解明する、ミステリアスなゲームです。

 プレイヤーは、「殺人犯人」「犯行に使われた凶器」「殺人現場」の三つを明晰な頭脳により推理し、解明しなければなりません。平面の地図で表される館の中を移動し、幾度かの推理を繰り返し、最終的に殺人事件の謎が全て解明された時、プレイヤーは告訴する事が出来ます。その告訴の結果が正しければ、そのプレイヤーは晴れて勝者としての栄光を受ける事が出来るでしょう。

 この事件を解明できるかどうかは、あなたの名推理にかかっているのです……。

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ゲーム画面の説明

館の地図

 ゲームが行われる舞台となる館の地図です。マップ上には以下の9部屋が存在し、このうちどれかが殺害現場となります。

玄関ホール ラウンジ 食堂 調理場 大広間
温室 娯楽室 図書館 書斎

 

プレイヤーのコマ

 館にいる人物が6色で表されます。赤がプレイヤー1、黄色がプレイヤー2、と、それぞれ参加順に色が割り当てられます。
 また、プレイヤーが参加しない場合、初期状態では以下の名前がつけられます(メニュー [オプション]-[NPCの設定] で、変更出来ます)。

……赤井ハナ ……黄山忠助 白……白鳳院雛子
 ……グリーン牧師 ……水那祥子 ……紫条院隆典

 

凶器のコマ

 これは、ゲームの雰囲気を高めるためのアイテムです。画面に表示されるだけで、特に意味はありません。

(左から)短剣 燭台 ピストル ロープ 鉛のパイプ スパナ

 

推理カード

等……

 推理カードは21枚あります。それぞれ以下のとおりです

    A. 6枚には館にいる人物が描かれています(人物カード)
    B. 6枚には凶器が描かれています(凶器カード)
    C. 9枚には屋敷内のそれぞれの部屋が描かれています(場所カード)

 

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ゲームの準備

 以下の準備はゲーム開始時に自動的に行われます。プレイヤーは何もする必要はありませんが、内部でどのような事が行われているのかを知っておいたほうが良いでしょう。

1.殺人カードが選ばれる

 ゲームを開始すると、21枚のカードがシャッフルされ、その中から、人物カード、凶器カード、場所カードが、それぞれ1枚ずつランダムで選ばれます。そのカードはプレイヤーの見えないところに保存されます。このカードが、それぞれ犯人凶器殺人現場、となり、プレイヤーはこの隠されたカードがどれかを当てる事になります。

2.カードを配る

 21枚から殺人カード3枚が抜かれ、残った18枚を残らずプレイヤーに配ります。

3.コマの配置

 それぞれのコマを地図上の適切な位置に配置します。そして、赤色のプレイヤーから行動を始めることになります。

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遊び方

  1. ゲームに参加した順に、プレイヤーには色が割り当てられます。たとえば最初にゲームに参加すると赤、ニ番目に参加すると黄色、といった具合です。プレイヤーはその色のコマを移動すさせる事になります。
     
  2. ゲームは赤いコマからはじまります。サイコロボタンを押して、殺害現場だと思われる部屋まで、出た目の数だけ進みます。
     
  3. 赤の次は、黄色の順番です。同様に、自分の順番がきたらゲームを進行させてください。
     
  4. 幾度かの移動をして目的の部屋にたどり着くと『推理』することが出来ます。その部屋で『誰が』『どの凶器を使って』犯行を行った、と宣言すると、審議が開始されます。
     
  5. 審議は、それぞれのプレイヤーが持っているカードにより行われます。『推理』をした次のプレイヤーが自分のカードを見て、そのカードの中に推理された要素(部屋、人物、凶器)の一つでも入っていたら、それを推理した人物に見せます。該当するカードが出てきた時点で審議は終了しますが、もし次のプレイヤーが持っていなかった場合はその次、と、該当するカードが出てくるまで続けられます。
     
  6. 以上のような流れでゲームを進行させていくわけですが、その際に『探偵メモ』に覚え書きをしておくと推理の役に立つでしょう。
     
  7. こうして推理を繰り返すことにより殺人カード全てを解明したと確信した時、プレイヤーは告訴する事ができます(推理したカードを、自分も、他の人も持っていなかった場合、それは殺人カードです!)。告訴は中央の階段に移動して行いますが、このルールは無効にする事も出来ます(デフォルトでは無効)。
     
  8. 告訴では『部屋』『人物』『凶器』の全てのカードを選びます。そしてその告訴が正しかった場合、プレイヤーは勝者となり、ゲームは終了します。
     
  9. もしその告訴が間違っていたら、そのプレイヤーは敗者として以後ゲームに参加する権利を奪われます。ただし、残っているプレイヤーが『推理』した時には、自分のカードをチェックしなければなりません。

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ルール

  1. プレイヤーはサイコロの出た目によって、地図上のどのマスにも動く事が出来ます(斜め移動は出来ません。上下左右の4方向のみです)
     
  2. プレイヤーはドアからしか部屋の中に入る事は出来ません。また、プレイヤーが移動して部屋に入った時、移動するためのサイコロの目がまだ残っていたとしても、同時に別のドアから外に出る事は出来ません。
     
  3. プレイヤーのコマは、移動できる順番になっても、部屋の中にいる場合は移動せずに、その部屋に居つづける事が出来ます。
     
  4. 地図上の四隅の部屋には隠し通路が用意されており、その部屋にいる場合は、自分の順番の最初に隠し通路を使って対角線上の部屋に移動することが出来ます。サイコロを振る必要はありません。
     
  5. 告訴は通常はどこでもすることが出来ますが、階段に移動したときのみ告訴可能にする事も出来ます(ローカルルール)。
     
  6. 推理時、推理された人(つまり『ラウンジで グリーン牧師が スパナ』等の場合はグリーン牧師)を推理した部屋に呼ぶことができます(ローカルルール)。

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