その他

　「大正浪漫骨牌遊戯」は、「クルー」あるいは「クルード」と呼ばれる有名なボードゲームを、ほぼ完全にコンピューター上に再現したものです。タイトル、キャラクターの名前などは変更しましたが、ルールなどは、ほとんどそのまま使用しています。

　これは、クルーの権利を侵害するというような意図はまったく無く、あくまでクルーを愛する作者の、アレンジの範疇であるとお考え下さい。
　「多くの人に「クルー」の楽しさを感じてもらいたい、しかし「クルー」という名前そのものを使用するというのは、オフィシャルでない以上、はばかられる……」そういった考えから、タイトルの変更に踏み切り、あくまでこれは『パクリ』でなくて、敬意を込めたアレンジであることを示すため、ここでその意を表明させていただきました。

　「クルー」は現在日本ではなかなか入手が難しいようですが、ポケット版の「クルード」は大きなおもちゃ屋さんであれば入手可能なようです。「大正浪漫骨牌遊戯」でクルーに興味を持っていただけた方は、そちらの方でも遊んでみてはいかがでしょうか。

キャラクターの追加

　「大正浪漫骨牌遊戯」は、顔の画像、および推理／告訴時のバストアップの画像、NPCとして使用した時の行動を定義するスクリプトデータを、自由に追加することが出来ます。それらのデータは、以下のフォルダに格納されます。

facesフォルダ
　メインウィンドウの右側に表示される、小さな顔画像のデータが入ったフォルダです。ファイル形式はbmpで、サイズは56ドット×56ドット、緑色(R,G,Bが0,255,0)が透明色になります。ファイル名の主部(「.bmp」の前の部分)が、ログイン時に表示される顔画像の名前になります。

bustupフォルダ
　推理時や告訴時に表示される、バストアップの画像です。ファイル形式はbmpで、サイズは192ドット×296ドット、顔画像と同じく緑色が透明色になります。ただし、このサイズにぴったりと収まりきるサイズで描くと大きすぎるので、標準で入っている画像を参考に、適当なサイズで描いてください。ファイル名は、facesフォルダに格納した顔画像と同じ名前にしてください。

npcフォルダ
　NPCとして使用した時の行動を定義するスクリプトデータが入っています。拡張子がsoのファイルは修正出来ませんが、拡張子がscのファイルは通常のテキストエディタで編集することが出来ます。ファイル名の主部をfacesフォルダに格納された顔画像と同じにすると、NPCとして使った時に、そのスクリプトファイルが使われます(例：赤井ハナ.sc(.so)は、赤井ハナ.bmpという顔画像に対応)。
　サンプルとして sample.sc というスクリプトファイルが入っていますので、それを自由に改造して使用してください(このファイルは、デフォルトキャラクターである「黄山忠助」のものです)。
　スクリプトは、ほぼC言語準拠の書式になっていますが、所々仕様が異なる部分があるため、セリフの書き替えなど以外の、思考に関わる部分を修正する場合は、慎重に記述してください。

　facesフォルダに顔画像が入っているのに、bustupフォルダやnpcフォルダに、その画像に対応するファイルがない場合でもゲームは正しく動作しますが、その場合、バストアップ画像はフォルダ内のdefault0～5.bmpが使用され、NPCのスクリプトはdefault.so(無言でゲームを進める行動が定義されている)が使用されます。

権利など

　本ソフトはフリーウェアです。個人での使用に関しては、特に制限はありません。
　本ソフトは正常に動作する事を期待して作られていますが、バグなどにより予期せぬ障害が発生する可能性があります。作者は、本ソフトにより発生した障害に何の責任も負わないものとします。あらかじめご了承ください。
　本ソフトの配布は自由です。ただし、配布先で何か問題がありましたら、作者まで報告してくださるようお願いします。

原作である「クルー」について

キャラクターの追加

権利など

連絡先

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