遊び方
アーカイブを解凍すると、haikaraという名前のフォルダが出てきます。そのフォルダを開くと、haikara.exeとhaikara_server.exeという実行ファイルが入っています。haikara_server.exeがサーバーの実行ファイルで、haikara.exeがクライアントの実行ファイルです。以下、手順にそって起動してください。
ゲームの開始前に、サーバーを起動しておく必要があります。サーバーは、ゲームを動かすマシン上で起動しても良いですし、サーバー専用として使えるマシンがあれば、そのマシン上で単独で起動してもかまいません。
ただし、サーバーはIPアドレス、またはホスト名が特定できるマシンで起動する必要があります。ルータを利用したインターネット接続での動作も確認済みですが、テスト不足なのでサポート外です。とりあえずその方法はこちらを参照してください。
「Port」で示されるポート番号は、通常は変更する必要はありませんが、問題がある場合は右下のボタンを押してサーバーを停止してからポート番号を変更し、再度ボタンを押してサーバーを起動してください。
サーバーの起動が終了したら、ゲームに参加するマシンでクライアントを起動します。起動するとログインウィンドウが出ますので、自分の名前と、サーバーのIPアドレス(自分自身がサーバーの場合は127.0.0.1)、またはホスト名を入力してから、自分の顔を選び、Loginボタンを押してください。
サーバーでポート番号を変更している場合は、変更したポート番号を入力してください。
サーバーに一番最初に接続したクライアントが「親」という扱いになり、各種ゲームの設定を行うことが出来ます。
親になったユーザーは、メニューの [オプション]-[オプション設定] を選び、ゲームの設定を変更することが出来ます。
また、[オプション]-[NPCの設定] を選ぶと、NPCの設定を変更するダイアログが表示されます。
「親」が右下の「開始」ボタンを押すと、ゲームの開始です。
ゲームは、左下に置かれている赤いコマのプレイヤーから順に進行します。自分のターンでは
「サイコロを振る」
「移動(サイコロを振った後)」
「ワープ(四隅の部屋にいる場合)」
「推理(部屋にいる場合)」
「告訴(どこでも告訴可能か、階段にいる場合)」
「ターンの終了(移動後、推理後、告訴後)」
といった行動を行えます。その他に、右下の三つのボタンで「自分に配られたカードの参照」「推理メモの記入」「チャット」をすることが出来ます。
ゲームを開始すると、18枚の場所カード、人物カード、凶器カードが、それぞれのプレイヤーに順番に配られます。右下のカードボタンを押すと、自分に配られたカードを見ることが出来ます。
これはいわば、それぞれの場所/人/アイテムのアリバイとなり、ここで示されているものは犯行現場/犯人/凶器ではない、ということになります。
誰がどのカードを持っているか、持っている可能性があるか、持っていないか、などをメモしておくと、推理を効率よく行うことが出来ます。
探偵メモボタンを押すと、探偵メモウィンドウが表示されます。
枠内でマウスボタンを左クリックすると、以下のようなメニューが現れます。
これらの記号は、プレイヤーが自由に使うことが出来るので、それぞれの記号に好きな意味を持たせて、推理の助けにしてください。
基本的には、
×……アリバイがある(犯行現場/犯人/凶器 ではない)
○……犯行現場/犯人/凶器 である
△1〜9……容疑の濃厚さを示す(1=やや疑わしい〜9=かなり疑わしい)
▽1〜9……容疑の希薄さを示す(1=やや疑わしくない〜9=ほとんど疑わしさがない(アリバイがある))
といった分類になると思います(もちろんこの分類にとらわれる必要はありません)。この探偵メモの使い方が、ゲームの進行の鍵になるかもしれません。
また、右ボタンを押すたびに 記号無し→×→○ を繰り返します。
チャットボタンを押すと、チャットウィンドウが表示されます。ウィンドウ下のテキストボックスにテキストを入力してEnterを押すと、参加しているプレイヤーにメッセージを送ることが出来ます。
サイコロを振ると、マップ画面内の階段の上にといった表示がされます。ここで表示されている数だけ、プレイヤーはマップ上を移動できます。右の矢印ボタンを使って、移動してください。
部屋に入ると、推理ボタンが有効になり、推理ができるようになります。
ここでは、犯人と凶器を選択することが出来ます。部屋は、推理ボタンを押したときにプレイヤーがいる部屋に固定となります。
推理をすると、自動的にカードのチェックが行われ、誰かがカードを持っている場合はそのカードが見せられます。
また、自分以外のプレイヤーが推理して、推理されたカードのうちどれかを自分が持っていたら、それを選択して見せなければいけません。
他人が推理して、他人がカードを見せた場合、そのカードが何かはわかりません(カードの裏面が表示されます)。
誰かが推理をしたあとは、全員が「確認」ボタンを押すまでゲームは停止します。その間に探偵メモの記入をすると良いでしょう。
どこでも告訴できるモード、あるいはプレイヤーが階段にいる場合は、告訴をすることが出来ます。その場合は、場所、人、凶器の全てを選択できます。
告訴に失敗した場合、告訴したプレイヤーは以降のゲームへの参加は許されず、自分のターンは飛ばされます。ただし、他人の推理時に自分がそのカードを持っていた場合には、そのカードを見せなければいけません。
プレイヤーのうち誰か一人でも告訴が成功した場合、その時点でゲームは終了になります。