#10 スクリプト〜IV
さて、ゲ−ムも佳境に入ってきましたよ。
前回の続きなので、*SCENEENDを削除してから追加してくださいね。
(1)*GETITEM モノサシ
これはアイテムを入手する命令です。
最初に宣言しておいたアイテムの入手を表わします。(参照#7)
(2)*I(テ−プ)=1
これはアイテム(ここではテープ)を持っているということで、(1)と同じ意味で使われます。
ちなみに*I(テープ)=0だと持っていないという意味ですね。
(3)*IF (I(モノサシ)==1)&&(I(テ−プ)==1)
これは&&で結ばれている条件を両方満たしている時という意味です。
この場合はモノサシとテープの両方を持っているときとなります。
ちなみに||で結ばれている場合は、どちらかの条件を満たしている時となります。
(4)*DELITEM モノサシ
これはアイテムがなくなったことを表わしています。
さきほど(2)でも触れましたが、*I(モノサシ)=0とも表わせます。
ここで1つ注意点があります。
このスクリプトですと、例えばテープを取った後で再び「取る テープ」と入力するとまた取ることができます。
実際はそんなことはありえない訳で、ゲームを作っていくうえで気をつけなくてはならない大切な要素です。
本来ならもっと細かな条件分岐をつける必要があるのですが、ここではスクリプトの概略を知っていただくことを主にしておりますので、その辺は甘くなっておりますことをご承知おきくださいませ。
さあ、もうすぐゲームエンドです。
次回はゲームの終了と動作確認をしてみましょう。
今回までのスクリプトはコチラからダウンロードできます。
前回の続きなので、*SCENEENDを削除してから追加してくださいね。
>look/見る/みる floor/床/ゆか
おや、机と壁の隙間に何か落ちています
どうやら鍵のようですね
>take/取る/とる ruler/ものさし/モノサシ
*GETITEM モノサシ (1)
モノサシを取りました
>take/取る/とる tape/てーぷ/テープ
*I(テープ)=1 (2)
テープを取りました
>attach/付ける/つける tape/てーぷ/テープ ruler/ものさし/モノサシ
*IF (I(モノサシ)==1)&&(I(テープ)==1) (3)
*F(3)=1
*DELITEM モノサシ (4)
*DELITEM テープ
*GETITEM マジックハンド
テ−プをモノサシにつけてみました
なんとマジックハンドになりました
*ELSE
そんなもの持ってません
残念!
*ENDIF
>take/取る/とる key/鍵/かぎ
*IF F(3)==1
*GETITEM 鍵
さすがマジックハンド!
鍵を取ることができました
*ELSE
いくらなんでも届くわけないじゃない
*ENDIF
>open/開ける/あける box/箱/はこ
*IF I(鍵)==1
鍵はぴったり…おお、これは!
**
*GOTO ENDING
*ELSE
鍵がなきゃ開くわけないしぃ……
*ENDIF
*SCENEEND
(1)*GETITEM モノサシ
これはアイテムを入手する命令です。
最初に宣言しておいたアイテムの入手を表わします。(参照#7)
(2)*I(テ−プ)=1
これはアイテム(ここではテープ)を持っているということで、(1)と同じ意味で使われます。
ちなみに*I(テープ)=0だと持っていないという意味ですね。
(3)*IF (I(モノサシ)==1)&&(I(テ−プ)==1)
これは&&で結ばれている条件を両方満たしている時という意味です。
この場合はモノサシとテープの両方を持っているときとなります。
ちなみに||で結ばれている場合は、どちらかの条件を満たしている時となります。
(4)*DELITEM モノサシ
これはアイテムがなくなったことを表わしています。
さきほど(2)でも触れましたが、*I(モノサシ)=0とも表わせます。
ここで1つ注意点があります。
このスクリプトですと、例えばテープを取った後で再び「取る テープ」と入力するとまた取ることができます。
実際はそんなことはありえない訳で、ゲームを作っていくうえで気をつけなくてはならない大切な要素です。
本来ならもっと細かな条件分岐をつける必要があるのですが、ここではスクリプトの概略を知っていただくことを主にしておりますので、その辺は甘くなっておりますことをご承知おきくださいませ。
さあ、もうすぐゲームエンドです。
次回はゲームの終了と動作確認をしてみましょう。
今回までのスクリプトはコチラからダウンロードできます。
Comments