ステーキにダイエット効果

　ステーキを一日三食、二週間食べ続ける事により、驚くべきダイエット効果が現れる現象を御埜駄大学食品研究所（山形県東根市）のチームが見つけ、１日発表した。ステーキに含まれるという、今まで発見されていなかったステカノロイドという物質が、初期は肉体を肥満させる働きを見せるが、一定期間、一定量を摂取する事により、極端なダイエットの効果を発揮するようになるとみられる。３日から多摩市で開かれる日本ダイエット学会で紹介される。
　同研究所の本田健・主任研究員らは、ステーキを食べすぎた人間が痩せる事に着目。研究の末、ステーキに含まれるステカノロイドを発見し、マウスでの実験により、一度肥満したマウスがやがて痩せていくことが確かめられた。
　本田氏は「一食あたりに摂取するステーキは300g以上が望ましく、焼き加減はミディアムより少しレア寄りにするのが効果が高いようだ」と話している。【黒田博】