条件分岐

 IFには二種類の書式があります。

1.飛び先ラベルを指定するIF

*IF [比較式] 飛び先ラベル

 比較式(「フラグの演算」を参照)が成り立っていた場合、指定した飛び先ラベルに飛びます。


2.ラベルを指定しないIF(ELIF〜ELSE〜ENDIF)

*IF [比較式]
 文1
*ENDIF

 この書式だと、条件が成り立っていた場合、IF〜ENDIFの間の文1が実行されます。また、

*IF [比較式]
 文1
*ELSE
 文2
*ENDIF

 とした場合は、成り立っていた時に文1、成り立っていなかった時に文2が実行されます。さらに、

*IF [比較式]
 文1
*ELIF [比較式]
 文2
*ENDIF

 とした場合、一つ目の条件が成り立っていた時は文1、二つ目の条件が成り立っていた時は文2が実行され、どれも成り立っていなかった場合、ENDIF以降の文が実行されます。

 比較式は通常、()で囲んで記述します。

 

■例

・F(0)が3の場合LABEL1にジャンプ

*IF (F(0)==3) LABEL1

・F(0)が1で、さらにF(3)が10より大きい場合LABEL5にジャンプ

*IF (F(0)==1 && F(3)>10) LABEL5

・F(0)が1で、さらにF(3)が10以外、またはF(5)が20以下の場合LABEL3にジャンプ

*IF ((F(0)==1 && F(3)!=10) || F(5)<=20) LABEL3

 

・S(0)が'文字列'の場合LABEL2にジャンプ

*IF (S(0)=='文字列') LABEL2

※文字列の比較は「==」(等しい)または「!=」(等しくない)のみが有効です。