6. 2000/12/30 『コミックマーケット59』


 小野田プロもこれで3連続コミケ参加ということになりますね。memole3が出る次回の夏コミに落ちたりしたらアレなんですけどね。どうだろう(^_^;

 今回は20世紀最後のコミケ!こりゃ小野田プロでもなにか20世紀最後をかざることをしなくては!ってな感じで、2つほどネタを用意することにしました。ひとつは普段は文章などを担当している小野田黄色と黒の漫画オンリーのコピー誌!黒はともかく僕(黄色)の漫画はスゴイことで定評があったのでまさに世紀末な本が完成しました……。

 もうひとつは僕の知り合いと話していて、ある趣味の話を聞いているときに生まれた企画です。某氏のある趣味とは……コスプレです!始めは軽い気持ちで『メモルのコスプレしてくれない?』なんて言ってたら話がどんどん具体的になっていき、最後には衣装代はこちらもち+αでやってくれることになりました。

 コスプレはもちろん洋服だって自分では作ったことはないので、その手間は計り知れないものがありますが、ちゃんとコミケ当日までにメモルの衣装を作ってきてくれました。おまけにその衣装着て売り子までしてもらっちゃったりなんかして、ほんとありがとうございました!メモルの衣装つくりについての詳細はmemole3の中で詳しく紹介する予定なのでオタノシミニ!

12月30日


 今回も前回のレヴォと同じで印刷所からの搬入ではありません。したがってこれまた前回と同じようにカートに本を乗っけて持って行くことになります。今回はコミケと言うことで在庫のほとんどを乗っけたので前回よりも重いかも……。一度エスカレータから降りるときハマって危ないところでした。お台場までの道のりは前回の池袋より長いのですが、ほとんどの階段にエスカレータがあって助かりました。

 会場のまわりはあいかわらずスゴイ列ができていましたね。甘酒やおでんの屋台が出ていましたが、寒いからかなり売れたのではないでしょうか?マクドナルドも『ここはロシアのマックか?』っていうほどの行列ができていました。材料無くなったりしなかったのかな?

 
並んでる人々と、マック待ちの列の一部


 某氏がメモルに変身する時間もあるのでいままでより少し早めに会場入りしました。前回と違って今回はすんなり入れました。やはり前回は雨が影響してたのか?それとも時間が少し早いからかな?あと今回は入り口のところでサークルチケットを回収するシステムではなくなっていましたね。各館に入るところで初めて回収されました。どういう意味があるのかイマイチわかりませんけど……。大手サークルに開場前から並ぶのを禁止するためなら各館固有のチケットとか用意しないとだめだろうし。謎です。

 今回は3冊売るものがあるので、配置はぎりぎりといったところでしたね。だんだんこなれた感じになってきました。今回もおとなりはメモルの老舗サークルの方でした。もう顔なじみって感じですなぁ。

 とりあえずスペースの準備を整えたあと、メモルを迎えに行きました。コスプレ更衣室は西館のほうにあるので、いったん東館を出て行かなくてはいけません。開場前にうろつくのははじめてでしたが、うわさどおりいち早く大手に並ぼうとしてる人たちがたむろってましたねぇ。そんなこんなでコスプレ更衣室の前でメモルを待ちます。しばらく待っていよいよメモル(のコスプレした某氏)と対面です!ん〜想像してたけどやはり実際見るとインパクトありますなぁ。でも細部までこだわって作ってもらって、再現性はかなり高かったですね。さすが某氏!

 メモルを先導してスペースに戻り、いよいよ開場を待ちます。しばし待ったのち、いよいよ開場です!いつもだと開場してしばらくはお客さんも来ないのですが、今回はぼちぼち訪れてくれる人がいました。ありがたいことです。一段落したところで、とっとと写真撮影をしにコスプレ広場に向かいます。コスプレの撮影はコスプレ広場以外では不許可なんですな。

 コスプレ広場はいままで何度か横目で見たことはあったのですが、本格的に足を踏み入れるのは初めてです。早い時間にいったのであんまりコスプレの人はいなかったけど、なんか手持ち無沙汰な宇宙刑事シャリバンが個人的にツボにはまりました。どうどうとしてればいいのになんか寂しげで、背中から哀愁が漂ってました(^_^;そんなこんなで何枚かメモルの写真を撮って、スペースに戻りました。

 
これがお台場に降臨したメモルだ!
帽子とかうまく再現されてますよね。

(プライバシー保護のだめ顔と足は隠しています)
 

 今回の売れ行きは、なんかいままでより勢いよく売れた気がします。再放送の効果なんでしょうか?こりゃ売れないだろうと30部くらいしか用意していなかったmemole2.5も12時半にはまさかの完売……。みなさんちゃんと中身を確認して買いましたか?(笑)まぁ200円だし罪はそんなに……ナイヨネ?というか後々増刷(もちろん手動で)もしたので、後から考えると表紙2色刷りのオフセットにしてしまったほうがお金も手間もかからなかったかもしれません……。いろいろ勉強になりますな。売り子メモルもおおむね好評だったようです。

 
  スペースの様子と売り子メモル
 

 わりと忙しいうちにいよいよ20世紀最後のコミケも終了!感慨深いアナウンスとともに幕を下ろしました。というわけで、小野田プロ世紀末プロジェクトはいちおうの成功を見たと言えるでしょう(?)。メモルこと某氏も半そで半ズボンみたいな状態でかなり寒かったようで、ほんとご苦労さまでした。あの衣装、夏ならちょうどいいかも?われこそは!という方、衣装をそろえてお待ちしています(笑)

 その後帰りの電車に乗るのにハマりつつ(すごい行列ができた)、20世紀最後の打ち上げを20世紀最後のカラオケで締めくくりました。来世紀からmemole3の製作がんばるぞ!と心に誓う小野田なのでした……。

今回の反省点

  メモルを労わろう(^_^;
   


 

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