タイトルを見て「キャラゲーか?」と思われた人もいるかもしれないが、この作品が作られたのは漫画『ドラゴンボール』が描かれるずっと前であるため、タイトルは偶然の一致である。もちろんシナリオ上の共通点も皆無だ。

 このゲームは、アクションRPGである。敵にボールを投げて(これがドラゴンボールと呼ばれる武器)攻撃したり、タイミング良く敵に体当たりなどして先に進み、最後のボス(当然ドラゴン)を倒して家に帰るのが目的だ。
 ただ、道は一本道だし、敵の出現はあらかじめ決められているし、ゲームとしての面白さはイマイチである。画面は従来のゲームに比べてだいぶ綺麗になったが、そろそろH・O SOFTがゲーム性について考える時期に入った頃の作品と言えるだろう。

 また、この作品はX68k時代に『ポンくんの大冒険』というタイトルでリメイクされる予定であったが、都合により開発が中止されている。
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