2004年01月21日(水) [長年日記]
■ ニンテンドー・ディーエス
前々から噂されていた、任天堂の「まったく新しいコンセプト」の新ゲーム機の概要が発表されましたね。まったく新しい、などと言うからには、想像もつかないブツが出てくるかと思ったら、結局、「液晶が2画面」というだけの、「なんだそれ?」というようなシロモノでした。まあ、多少新味はあるとは思いますが、任天堂が言うように「視聴覚技術の向上に依存し過ぎた今までのゲーム作りとは質的に異なる方向性の、全く新しい娯楽体験の提案」が出来ているとは、とても思えません。企画次第でそこそこ今までにないゲームを作る事は出来るでしょうが、少なくともPCやプレイステーション2などでも、解像度を生かして2画面独立のシステムは容易に出来るため、今回の発表を見る限りでは、「だから何……?」と、疑問を感じざるをえません(勿論、携帯ゲーム機で2画面というのは今までに無いですが(ゲーム&ウォッチを除く)、だからといって革命的とはとても思えませんね)。
ま、実際にモノが出てこなければなんとも言えませんが、現時点では「( ´_ゝ`)フーン」という感じでしょうか。「もうすこしがんばりましょう 30点」というところです。
ちなみに「ディーエス」がナニかに関しては、通常なら「ダブルスクリーン」だと思うんですが、小野田の会社ではとりあえず「デーブ・スペクター」であろう、という事で落着しました。なんでそんな名前をつけるかなあ。←多分間違っている
■ 蘇るPC-9801伝説
という、PC98をネタにしたレトロPCムックが出るようですね。が、どうも紹介を見る限りでは、98を語る上で外せない(と思われる)、マーク・フリントについてのネタが無いようで、残念です。
小野田はマーク・フリントの下でしばらく働いていたという、そのスジの人にしてみれば羨ましがられそうな過去を持っているわけですが、なんというか、世の中には知らない方が幸せな事もあるのだぞ、という事で、マークを御存知の方は、いつまでも「謎の天才外人プログラマー」だと思っておいた方がいいかと思います。ええ。